11/24: 「9マヨ」マスコミでの紹介。
9月20日NHKラジオ第1、朝7:40から約7分の番組で公演の様子、観客へのインタビューなどが紹介されました。
共同通信のニュースで紹介されました。
【共同通信記事】 裁判員制度をテーマにした劇「9人の迷える人々」の上演が1日、東京・池袋のアートスペース・サンライズホールで始まった。市民から選ばれる裁判員6人と裁判官3人の評議の様子をコミカルに描き、裁判官が強引に評議を進めた場合、どうなるかという課題も浮かび上がらせている。 演じているのは、駿河台大法科大学院助手(憲法)の高島穣さん(44)が主宰する劇団「スタジオ・フェニーチェ」。 設定は、保険金目的で妻子を殺したとして起訴された被告の裁判で、日当ほしさの風俗嬢スカウトマンや「みそ汁を残さない被告は善人だ」と主張する定食屋の娘、痴漢に間違われて捕まった経験のある会社員らが裁判員に。裁判員の「市民感覚」に対し、裁判官は「専門家の常識」を振りかざし、評議は混迷の末に意外な結末を迎える。 今後の上演は、同じ劇場で2日午後1時と10月21日午後1時、同5時。
朝日新聞8月30日夕刊社会面「裁判員時代」に掲載されました。【朝日新聞記事】裁判員 制度をテーマにした劇「9人の迷える人々」が9月1日、2日の両日、東京で上演される。市民大学で法律を教えている劇団主宰者が、裁判員制度に対する学生の質問に触発されてコメディーに仕立てた。舞台は、保険金目当てに妻子を殺したとされた被告を有罪と決めた裁判官3人と裁判員6人が、死刑が妥当かどうかを話し合う場面から始まる。「『疑わしきは被告人の利益に』なのに、多数決で有罪でいいの?」と疑問を持つ人。「何でもいいから早く決めよう」と言う人。意外な結末で裁判は終わる。制作は「スタジオ・フェニーチェ」。主宰者で、脚本・演出を担当する高島穣さん(44)は、学習塾を経営しつつ早稲田大エクステンションセンターなどで法律を教えている。最高裁や法務省がPRで作った映画を見たが、「裁判員も裁判官も協力的な『いい人』たち。それでは制度の本当の重さは伝わらない」。9月の両日のほか10月21日、池袋アートスペースサンライズホールで。(井田香奈子)
東京新聞に掲載されました。【東京新聞記事】2009年までに始まる裁判員制度について考えてもらおうとコメディー「9人の迷える人々」が9月1、2日、池袋演劇祭で上演される。駿河台大法科大学院教員でもある劇団「スタジオ・フェニーチェ」代表の高島穣さん(44)=新宿区=が脚本、演出を担当。「裁判員制度の問題点を知ってほしい」と話している。 (松村裕子)★ 裁判員制度では、市民感覚を裁判に反映させるため、くじで選ばれた市民の裁判員六人が裁判官三人と、刑事裁判で有罪か無罪かだけでなく量刑も決める。★ 劇では、池袋でキャバクラ嬢のスカウトをする若い男や司法試験に十回落ちた男性が裁判員として登場。多額の保険金をかけて妻子を殺した男の裁判をめぐってやりとりする中で、制度の問題点を浮き彫りにする。キャバクラ嬢のスカウトが日当目当てに裁判員になったことが分かったり、法律のプロの裁判官が素人の裁判員を強引に自分の意見に誘導しようとしたりする。制度は重大な犯罪を対象にし、死刑という人の生死を判断することもありえるという深刻な話も、コミカルな会話とともに展開する。★ 高島さんは、文化教室などで講演した経験から、裁判員制度に興味を持つ人は多いが、米国の陪審員との違いなど深く理解している人が少ないことに気付いた。話し合いの内容には守秘義務が課され、違反すると罰せられるが、「強引な裁判官がいることも外部に話せないのは問題。部分的にでも公開すべきだし、罰することまでする必要はない」と自身も制度のあり方に疑問をもっており、劇のテーマに取り上げた。★ 「役所のPRビデオでは問題点は隠れがち。興味はあるが難しい講義や本は苦手という人にも、肩の力を抜いて見てほしい」と話した。以下の新聞で紹介されました。⇒四国新聞、エキサイトニュース、熊本日日新聞、北国新聞、山陽新聞、中国新聞、岐阜新聞、北日本新聞、西日本新聞、佐賀新聞、河北新報、長崎新聞、さきがけ
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