07/23: 2007年作品 「9人の迷える人々」
「9人の迷える人々」10月公演大好評にて終了!
「9人の迷える人々」10月21日の公演を大好評のうちに終えることができました。これもみなさまのあたたかいご声援のおかげです。公演にお越しくださったみなさま、本当にありがとうございます。今回、みなさまから頂戴したアンケート結果は今後の活動の貴重な資料とさせていただきます。アンケート結果は制作日記にアップいたしました。
上掲、9月1日公演の様子(澤村嘉造氏撮影)
お問い合わせ080-5382-5511高島まで。
泣ける!笑える!タメになる!平成21年日本で導入されることになった裁判員制度を舞台に、突然裁判員に指名された迷える9人がくり広げる最高のエンターテインメント!スタジオ・フェニーチェ第2作品!
★「裁判員制度」って、とにかく、考えれば考えるほどわからない!
⇒たとえば
「もし、キャバ嬢のキャッチをやっているふまじめな人が裁判員になったらどうなるの?」
「自分の意見を押し付ける横暴な裁判官がいても、守秘義務があるから、それをひとにはいえないの?」
「被告人に有罪判決を出して死刑にしてしまったあと、真犯人が出てきたらどうすればいいの?」
⇒そこで
裁判員制度へのこういう率直な疑問を考えていたら
絶品・極上のコメディができました!
⇒それが
「9人の迷える人々」!
2裁判員制度の専門家でもある高島じょうの書き下ろし!この劇を見るだけで裁判員制度の問題点がすべて理解できる。
裁判員制度とは 平成21年、日本に裁判員制度が導入されることになった。裁判員制度とは、殺人や放火等の重大な刑事裁判に、一般市民の中から選ばれた法律の素人である裁判員が参加し、プロの裁判官とともに、被告人が有罪か無罪か、そして、有罪だとするならどのくらいの刑を科すのが適当かを決める制度である。
ストーリー 平凡な市民として暮らす人びとのもとに、ある日裁判所から一通の手紙が届いた。それは、裁判員として刑事裁判に参加してほしいという内容であった。裁判員として裁判所におもむいた彼らを待ち受けていたのは「自分の妻と子供に多額の保険金をかけて計画的に殺害した」という、思ってもみない重大犯罪であった。ストーリーは、多数決の結果、被告人が有罪に決まり、それに対してどのような刑を科したらよいのかを決める話し合いの場面から始まる。
ひたすら立身出世を望み威圧的な態度で市民の意見を軽視する裁判官、キャバクラ嬢のキャッチをやっていて、日当1万円欲しさに裁判員になった若者、女子高生からチカンと間違えられ厳しい刑事の取調べを経験した元サラリーマン、さまざまなヒストリーをもつ市民6人と、プロの裁判官3人が、この難事件に挑む。
みどころ 「人が人を裁くことができるのか」という、シリアスなテーマを扱いながらも、笑いあり、涙あり、スリルに満ちた最高のエンターテインメントに仕上がっている。また、ストーリーの結末には、衝撃的なサプライズが用意されている。この劇を観れば、人が人を裁くことなどできるのか、という刑事裁判の根本的な問題を誰もが考えさせられることになるだろう。
キャスト
①浅沼美紀(25才女性) 田中美唯 下町の小さな定食屋の娘。母親と一緒に定食屋を営む。言いたいことをズバズバ言いまくる。
②中田拓也(23才男性) 仲拓磨 池袋西口でキャバクラ嬢のスカウトをやりながらその日暮らしの生活を送る。裁判員に支給される日当を目当てに参加する。
③下田学(30才男性) 今野元志 平凡なサラリーマン。まじめで、気が弱そうな感じ。かつて電車の中でチカンと間違えられ、つかまったことがある。
④西野明美(35才女性) 西澤実峰 上品な奥様といった外見だが、どこか暗い影がある。幼い息子を通り魔殺人で亡くした悲しい過去を持つ。
⑤青山卓也(35才男性) 大西貴之 裁判や法律のことに関して、やたらに詳しい。司法試験10年浪人。弁護士になって自分を振った女を見返したいと思っている。
⑥やまぎ正三 (65才、男性) 高島穣 まじめ一筋で人生を歩んできた。責任感が強い。温厚な人柄。毎日、孫に囲まれ、悠々自適の生活を送っている。
★裁判官・裁判所職員★
①裁判長 吉村慎三(45才)実盛厚 立身出世をねらう、権威的な裁判官。基本的には温厚な性格だが、法律のプロである自分たちが一番正しいと思っている。
②判事補 高田和彦(男性30才) 合志英知 ひたすら出世街道を進もうとする権威主義的な人間。上司へのゴマすりに余念がない。
③判事補 松岡佑子(女性25才) 瀬川あすか 若いが、冷静な分析力がある。正義感が強く先輩裁判官にも自分の意見をぶつける。
④裁判所職員 水谷圭介(男性27才) 物語の最後に、大どんでん返しとなる結末を伝えに来る。
スタジオ・フェニーチェとは 2005年、高島じょうを中心に結成された、映画・演劇プロデュース・グループ。2005年に制作した映画「マイ・スイーツ・ハート」は、若きパティシエをめぐる愛と感動のストーリーで、第9回インディーズムービー・フェスティバルで入選。300以上の応募作品の中で、現在グランプリの最有力候補となっている。
スタジオ・フェニーチェ代表プロフィール 高島じょう 1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒業。同大学院修了。大学卒業後、演劇の道を歩む。シェークスピア作品、モーツァルトのオペラ等の演出で高い評価を得る。2005年、スタジオ・フェニーチェ設立。映画「マイ・スイーツ・ハート」監督。同作品は「第9回インディーズムービー・フェスティバル」でグランプリ候補となっている。都内ロー・スクール(法科大学院)、早稲田大学エクステンションセンター等でも教鞭をとる。「裁判員制度」の専門家として、早稲田大学で講演をおこなっている。http://www.joe-takashima.net/
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